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毒親

毒親に育てられた私が、自分を癒した8つの方法(2)

2018年1月21日

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投稿日:2018年1月21日 | 最終更新日:2022年11月29日

前回の続きです。

毒親に育てられた私が、自分を癒した8つの方法(1)

投稿日:2018年1月20日 | 最終更新日:2022年11月29日 インフル隔離中に、ブログ記事を書き溜めておいたものを小出しにアップしてますよ〜!! ...

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5.夫に行きたいところに連れて行ってもらう

正確に言うと、「小さい頃に行きたかったけど連れてってもらえなかった所に連れて行ってもらう」かな。

小さい頃、父に「どこに行きたい?」と聞かれて、「東京タワー」と答えたら、
「そんなのいつでも行ける」と言って、連れて行ってもらえませんでした。
思いつきで言ったわけではなく、ずっと行きたかったから言ったのに。

親にも都合があったでしょうが、結局1度も連れて行ってはくれませんでした。

代わりにどこへ行ったのか、全然覚えていないのですが、それからは「親が連れて行きたいところ」に行きたいと言わないといけないと思いました。

あと、海に連れてってもらった時に、(あんまり私は家族内で言葉を発しないのですが、)海が楽しみすぎて車の中で、「まだ〜?あとどれくらい?」と言うと、
「まだだって言ってんだろ!うるさい!」と父に怒鳴られました。
それ以来、ますます家族の前では喋らなくなった私でした(笑)

でもずっと、東京タワーに行きたくて。
(展望台とか、なんとかタワーが好きなんです。)

夫に、誕生日に連れて行ってもらって、本当に嬉しかった。

あ、誕生日当日じゃなかった(笑)

小さい頃の心のくすぶりって、大人になってからでも癒せるんですね。
夫に本当に感謝です。

もしこれが自分の子供とのやりとりだったら、どうするかな。
「どこがいい?」って聞いたら、到底今日のスケジュールでは行けなさそうなとこだったら・・・。
「そっか、○○に行きたいんだね。
でも今日はちょっと時間が足りなくてゆっくり楽しめないから、違う日に早起きして行こうか。
今日は、このあたりはどう?」
なんて言うかなぁ〜。
子供は納得してくれるかな。
悲しい思いさせないかな。

ただ、父は私にとって毒ではなかったのと、このくらいの出来事は普通の家庭(どんな家庭が普通とかいうのはおいといて)にもあるだろうけど、心のトゲトゲが癒された出来事として書きました。

6.恨み・怒りを出し切る

家出直後から現在まで、押し込めてきた怒りを出しまくってます。
一人暮らしの時は、ひたすら泣きました。
モーレツな怒りで、毎日毎日、頭が沸騰して苦しかった。
友人にも聞いてもらいました。
夫と2人暮らしになってからは、夫に聞いてもらいました。
そんな生活も2年くらい経つと、思い出し怒りの回数も減りました。
今も、たま〜に思い出すと、夫に聞いてもらいます。
ブログを書くことも、気持ちの昇華になります。

7.自分の感情や都合を優先してみる

これはまだ、訓練途中なんですが。

いつも、誰かに合わせて行きてきたので、「自分の主張をする」のが苦手というか、
相手の感情や都合を考えてしまって、言えないんですよね。

子供を夫に見てもらって出かけても、気になってゆっくり出かけられない。
毎回大急ぎで用事済ませてますよ。ほんと。
子供を連れて出かけても、「夫のお昼ご飯用意してこなかった」って気になって、早く帰らなきゃって思うし。

でも夫も子供じゃないんだから、ご飯1食ぐらいどうにでもなるんですよね。

こないだ、子供を連れて出かけた時、「お昼には帰るね〜」って出かけてきたんだけど、お出かけが楽しすぎて、まだ帰りたくなくなっちゃって。

たぶん自分では初めて!!
「ごめん、おでかけ楽しいからまだ帰らない。
お昼自分で用意してね。」
って(おそるおそる)LINEして、娘と外食して帰りました!!!

もう、自分では夫の反応が怖くて怖くて!!
「長いね〜」なんて返ってきたけど、
「(お昼も用意しないで)長い(お出かけしてして、ダメな女だ)ね〜」なんて勝手に脳内変換されてしまって泣きそうになった。

でも、これは私の心の悪い癖だって認識してるから、
「夫は別に責めていない。
私は私の感情と都合を優先しても良い。ちゃんと楽しんで帰ること。」
って言い聞かせました。

帰ったら、夫はダラダラしてて、別に怒ってもないし、自分で適当にごはん食べて、普通でした。
自分的には、「よく頑張った!!(よく自分を優先した!!)」って思いました。

実家にいた時に、友達と遊んでるといつも母から「いつ帰るの」とか「遊んでばっかりで」とか、嫌み言われたり、嫌な思いさせられてたからかな〜。
「早く帰らなきゃ」という強迫観念が常にある。

8.夫に甘えまくる

もう、これに尽きます。
本当に甘えまくり。
っていっても、いちゃいちゃベタベタうふふ〜♡なんていうのではなく、母親に甘えたかったように、夫に甘えています。

・泣きたいときは、何も言わずに隣にいて、思う存分泣かせてくれる。
→母親は、私が泣いていても放置か、「泣くな」と言っていた。
泣いてるときは、抱きしめてほしかったのに。
私の娘にも「泣かない泣かない!」と言っていて、娘は泣くのをこらえるようになった時期があった。今でも思い出すと悲しくなる。
当時まだ1歳やそこらなのに、感情を表現する術を奪われて、本当に可哀想だった。
私が「泣いていいんだよ」「我慢しなくて大丈夫だよ」と言い続けてたら、しばらくしておさまりました。

夫は、私が泣いていても下手に慰めるでもなく、ただそばにいて頭をなでていてくれるのが嬉しい。

ちなみに娘に関して、夫のご両親は本当に毒とはかけ離れてるな〜と思う。
敏感な娘がぎゃんぎゃん泣いてても、お義母さんは「泣くのがわたし(娘)の意思表示だもんねえ〜」と言って、全然平気。気にしない(笑)

お義父さんは、抱っこして泣かれても、ギャグにして返すくらい明るい。
本当に嫌みのないご両親。

嫁が産んだ子だから一線引いてるのかもしれないけど、いつも私が「本当なら実母にかけてもらいたかった言葉」をどんどん娘にかけてくれて、毎回会う度に泣きそうになるくらい感激する。

もう、義両親ラブです♡

・日常の出来事を、否定や罵声なく聞いてもらう。
→母は、私が学校や仕事での出来事を話すと、その仕入れた情報を使って他の時に罵声を浴びせたり、責めたてる材料にする。
小学生くらいから、母には自分の事を話すのをやめました。

その反動か、私は夫に毎日めちゃくちゃ喋ります(笑)
友人や職場でも、そんなに喋る方じゃないんだけどね、夫と、限られた友人に対しては喋りまくります(笑)

心の傷に、ばんそうこうペタっと!!

 

以上8つになりますが、他にも、同じような環境で育った人の話をネットや本で読んだり、自分でブログを書く事も、癒しにつながってるかな〜と思います。

最後に、過酷な家庭環境で頑張って生きてきたあなたへ。

(この言葉は、当時28歳で家出をした直後、どこかネットで読んだものを、当時のノートに記していたものです。原著の方、転載をお許しください。)

頑張ってきた私へ。

私は、本当によくやってきました。
私のおかげで、家族はバラバラにならずにすみました。
とっても頑張ってきたね。
偉かったね、私は私を尊敬します。

でも、もういいかな。
これだけ頑張ってきたのだから、もういいかな。

今度は、私が幸せになる番です。

まだ親に縛られていますか。
でも、親ももうそろそろいい年です。
だんだんと、私の方が強くなっていくのです。

大丈夫。
私は親から自立できます。
心の傷は、きっと癒されます。

私は悪くない。
私はとても、立派にやってきました。

以下は、この文を読んで、私の溢れ出る感情を記したものです。(当時のノートより)

苦しかった。
居場所がなかった。父は母を嫌い、母は父を憎んでいた。
私はいつも、両親の愚痴をきいていた。
弱い方の味方をした。母は、私が自立するのを許さなかった。
すごく太っていたのに、何も言わなかった。
彼氏の存在を許さなかった。
女性らしくいると、嫌みを言われた。家にずっと居ろと言った。
父の面倒を見ろと言った。私はいつも、母の顔色を伺っていた。
母の不機嫌は、たまらなく嫌だった。
家庭は安らげる場所ではなかった。
感情を出せる場所ではなかった。
笑えなかった。優しくなれなかった。

私は頑張った。
母が父に文句を言われないように助言し、父が母に文句を言われないようにかばった。
とても苦しかった。
私の仕事?子供らしくいること?できなかった。

甘えたかった。
子供の存在として、ちゃんと親に甘えたかった。

誰に言えばいいの?

以上です。

「誰に言えばいいの?」と締めてありますが、この後、K君(当時好きだった男の子)に話してるんですね(照)
で、ドン引きされましたよ(苦笑)
で、その数ヶ月後に告白してふられましたよー(笑)←みじめになるので笑ってくれ〜〜^^;

そりゃ、心身ともに健康に育った女性のほうが良いよね。と卑屈になってました。
いやいや、対して親密でもないのに身の上話は重いだけだ。

ってことで、今は夫と結婚しているわけですが。
夫には、ある程度親密になってから、親のことを話しました。

確か、電話で。

でも、ドン引きするでもなく、哀れむわけでもなく、ただ静かに聞いていてくれた。
胸中はわかりませんし、その反応も覚えていませんが、勇気出して無事言えて良かった〜と思っています。

今でも夫に、親のむちゃくちゃをテンパリながら話したりもしますが、ただ「ふーん、そりゃ大変だー」って、笑いながら聞いてくれます。

夫は、他人の問題は、その人の問題。自分が解決するものではない。って、一線ひく人間なんでしょうね。

見ようによってはドライかもしれないけど、「その人を信じている」とも言えるんじゃないかな〜。
「この人は自分で解決できるから大丈夫」って。

うん、夫アゲで終わってしまいますが。
ケンカもするし、イラッとすることも多いですよ(笑)

でも、どんなにケンカしても、自分の両親たちのように罵り合いに発展しないのは、うちの両親のようになってないひとつの証拠かな〜と思う。
なりたくないよな、あんな夫婦には。

育った家庭が幸せじゃなかったら、自分で幸せな家庭を作ればいいと思うよ。

私は、今の家と、家族が一番安心します。

まとめ記事

これまでに書いた毒親に関する記事をまとめてみました。
ぜひご一読ください。

まとめ
毒親に関する記事 まとめ

私は、過干渉で支配的な母親に育てられました。 日常的に罵声を浴び、プライバシーや自由な意思など許されず、 自分を殺して生きてきました。 そのため、自己肯 ...

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ムーでした。

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